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くさやを紹介します


by ヒラキ

長生きしたいなら寝る向きも考えるべき!

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寝不足は身体にとって悪影響を及ぼすことをご存知の方は多いです。

寝不足により、うつ病が発症することもありますから、良質の睡眠を適切に取ることが現代人に求められているようです。


寝る時間の長さの身体への影響


理想とされる睡眠時間は7時間と言われておりますから、闇雲に寝れば良いということではないようで、睡眠時間は多くてもダメ!少なくてもダメ!

勿論、寝だめはできないのでダメ!ということになります。

それでは、どれだけ寝れば人間への悪影響を抑えられ、良い効果が出るのでしょう?


● 8時間以上の睡眠

・ 8時間以上の睡眠では、認知症のリスクが増大する。


● 6時間以下の睡眠

・ 6時間以下の睡眠では、前立腺がんのリスクが増大する

・・・ということから、睡眠時間は長すぎても、短すぎても身体に悪影響が出るということになります。

つまり、睡眠時間7時間を厳守することは、健康にとっての基本と言うことになるでしょう。


ですが、もし寝不足を感じていると言うことなら、昼寝をするのも良いでしょう。

その場合はカフェインの入っているコーヒーや緑茶を飲んでから20~30分寝ましょう。

カフェインの入っている飲み物を飲んだら返って眠れなくなると思いがちですが、カフェインが体に影響を与えるのは、カフェインを体内に入れてから30分~1時間後になるので、カフェインの影響が出るまでは眠れる、休めるという訳なのです。


では寝る時は、どっち向きで寝るのが身体にとって良いのでしょう?

寝る向きとしては仰向け、横向き、うつ伏せなどになるのですが、死なないように寝るのであれば、横向きがベストと言えるでしょう。

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長生きできる寝方


身体を休ませることは疲れを取る意味から言っても重要なのですが、特に睡眠は精神を含めた全身に良い影響を与えますから、身体にとっての良い寝方をすべきでしょう。

それでは、どういう寝方が身体にとって良いのでしょう?

寝方で長生きができるのでしょうか?


寝る向きの身体への影響


● 仰向けに寝たら

理想的な寝方としては、仰向けが良いでしょう。それも大の字に寝るのが良いのです。

その理由は、身体に掛かる圧力が全身に分散されるからに他なりません。

手に足に胴体部分と別れて圧力が加わるので、負担が偏らない、つまり血液が隅々まで巡りやすくなるということになります。

さらに仰向けに寝ると、顔のシワが重力によって下に引っ張られるので、シワが張る、たるみが消える、予防ができるなどの女性に嬉しい効果が期待できるようです。


しかし、仰向けで寝ると舌が喉に落ちることから、気道の塞がりによる睡眠時無呼吸症候群を発症する恐れがあるのです。

気道が塞がる原因には肥満や扁桃腺炎などがありますが、仰向けに寝て起きることも多いですから、横向きに寝ることができれば睡眠時無呼吸症候群の発症が抑えられ、延いては長生きすることになると言えるでしょう。


また、睡眠時無呼吸症候群は高血圧や心不全になる危険が2倍程に、糖尿病、心筋梗塞、狭心症は3倍程、脳卒中においては4倍程の危険が生じると言われております。


このようなことからも、長生きを望むのであるならば仰向けに寝るのは止めた方が賢明かも知れません。


● 横向きに寝たら

横向きに寝る場合でも、右向きで寝る、左向きで寝ることがあります。

右、左の向きによっても、身体への負担に違いが生じるようです。

それでは、どのような負担の違いが現れるのでしょう?


・ 右向き寝

右向き寝は右の腕に体重が掛かるようになるので、左側の心臓への負担が和らぐと言えるでしょう。

しかし、胃や腸などの消化器系は右にありますから、消化器系の具合が悪い方は右向きに寝ることで改善される可能性があります。


・ 左向き寝

左向き寝は左の腕に体重が掛かると共に、心臓にも負担が掛かってしまいますが、リンパは左に集中しているのでリンパ液の分泌が良くなり、体内の老廃物の排出に効果があると考えられています。


右向き寝も、左向き寝も腕に体重の負担が掛かるので、血流が悪くなるのでしびれを生じることも珍しくないのです。

このような場合には、横斜め上向きに寝ることで改善することもありますので、いろいろ試してしびれが生じない向きをご自分で見つけるようにすると良いでしょう。


● うつ伏せで寝たら

うつ伏せで寝た場合には、心臓やお腹への圧迫を軽減することができますが、自分の力で寝返ることができない赤ちゃん、寝返りの困難な老人には勧められない寝方ということになります。

赤ちゃんを寝せる時は、うつ伏せ寝にすると口や鼻が塞がってしまい、呼吸困難に陥って窒息死する危険があるということになりますので、赤ちゃんのうつ伏せ寝は避けた方が賢明と言えるでしょう。

また、うつ伏せ寝では顔や顎への強い圧迫が生じますから、歯並びの悪化や顎関節症を発症させる危険が含んでいるということになります。


このようなことから、長生きを望むのであるなら横向きに寝る。

さらに、心臓に負担を掛けないように右向きで寝ると、健康で長寿できる可能性があると言うことになります。


まとめ


睡眠を取らないで人間は生きては行けません。

良質の睡眠を適切に取りながら、寝る向きにも注意を払うことができれば、早死にすることも少なくなり、長寿を全うできるのではないでしょうか?




by yoihimono | 2019-03-29 15:46 | 病気